おススメっ!!

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バックナンバー Vol.2

ダイブ!! 上・下巻
森絵都/著 角川書店
ダイビング!高さ10m、時速60㎞、滞空時間1.4秒。この一瞬の競技に青春の全てを注ぎ込んできた中高生達。知(とも)季(き)、要一、飛沫(しぶき)。ミズキスポーツクラブを舞台に大人の世界に翻弄(ほんろう)されながらもオリンピックに挑むスポ根小説。
秘密の花園
バーネット/著 土屋京子/訳 光文社
少女メアリーが偶然見つけた一本の鍵。それは秘密の庭へと通じる扉の鍵でした。冬から春へ移りゆくなかでメアリーが過ごした秘密の園の物語。この本を開くとき、キラキラと光溢れる世界への扉が開かれます。
ラインの虜囚
田中芳樹/著 講談社
「ナポレオンが生きていた」コリンヌが伯爵の孫と認められるための条件は、ライン河の塔に幽閉された噂の人物の正体を探ること。19世紀フランスを舞台に、剣士と海賊、自称天才作家と共にコリンヌの冒険が始まる。
たそかれ
朽木祥/著  福音館書店
不知(ふち)は「月読(つきよみ)一族」の生き残りで、時をさかのぼるなどの超常の力を持つ。しかし、その力をもってしても果たせないある約束のため、苦悶の日々を過ごしていた。やがて訪れるたそがれ時の奇跡の瞬間を、あなたに見届けてほしい。
夏の庭
湯本香樹実/著 新潮社
夏休み、ぼくらは町外れにひとりで暮らす老人の観察を始めた。老人が死ぬ瞬間を見たいという好奇心からの観察が、いつの間にか不思議な友情に変わり…。夏が終わった時、少年たちの心の中に残ったものは…。
神野悪五郎只今退散仕る
高原英理/著 毎日新聞社
中学生の紫(し)都子(ずこ)は妹と二人きりで、「黒間屋敷」と呼ばれる空き家で夏休みを過ごす事に。「夕方6時以降は絶対に家を出てはならない」という約束さえ守れば、遊ぼうと宿題しようと自由。楽しい夏休みのはずが…。
パパ・ユーア クレイジー
W・サローヤン/著 伊丹十三/訳 新潮社
少年ピートは父が一人住む海辺の家で暮らし始める。古びた赤いフォードに乗っての長距離ドライブ、海岸の散歩などをしながら「世界を理解する力」をピートは学んでいく。二人の会話はどこまでもさりげなく、かつ優しい。
アル・カポネによろしく
ジェニファ・チョールデンコウ/著 こだまともこ/訳 あすなろ書房
アルカトラズ島は脱出不能な監獄島だ。マフィアの親分カポネ様だって収監されているんだ。そんな島に僕は引っ越して来た。犯罪者かって?とんでもない!!だけどワクワクする冒険の始まりには、違いないって事さ。
佐藤さん
片川優子/著 講談社
幽霊に憑(つ)かれてしまう佐藤さんと幽霊が見えてしまう佐伯くん。だから、佐伯くんは佐藤さんが怖いのです。幽霊でつながる二人と友人?たちとの青春ストーリー。著者が中学3年生の時に書いた小説です。
スキップ
北村薫/著 新潮社
ある日、17歳の真理子は目覚めると見知らぬ家に…。それは25年後の我家だった。心は17歳なのに姿は42歳の高校教師。とまどいながら生徒と向き合うが、真理子の居場所はどこに…。人のつながりが力をくれる。
サラシナ
芝田勝茂/著 あかね書房
大事に育てていたひょうたんのつるを、まちがって切ってしまったサキ。ある朝、目覚める直前のほんの一瞬、霧の中を飛んで、たどりついたのは、昔の日本だった。若い男が現れて、天女なのかと声をかけられ…。
ステップファザー・ステップ
宮部みゆき/著 講談社
俺はプロの泥棒だ。ところが仕事の最中にドジり、中学生の双子の兄弟に助けられた。双子たちに裏稼業を知られ、親に遺棄された彼らのために生活費を稼がなければならない破目になった。
赤毛のアン
モンゴメリ/著 村岡花子/訳 新潮社
脳科学者の茂木健一郎って知ってる?実は赤毛のアンの大ファンなんだって。学生時代は恥ずかしくて、隠れて読んでいたんだそうだけど、きっとそういう人っていっぱいいるんじゃないかな。だって、男子が読んだって面白いもん!
闇の戦い 全4巻
スーザン・クーパー/著 浅羽莢子/訳 評論社
ウィルは11歳の誕生日に《古老》として目覚め、老女と鷲鼻の男に出会う。ドルー家の兄弟やいわくありげな白髪の少年ブラァンらと共に時空を超えて力の品々を探し出した時、古(いにしえ)から続く光と闇の戦いの決着は・・・!?
ドッグ・シェルター
今西 乃子/著 金の星社
アメリカの少年院で行われているドッグ・トレーニング。一度は人に捨てられた犬たちと、過ちを犯した少年たちが再び人と社会への信頼を回復していく。親の愛情が受けられずに傷ついた心を、いかに犬に助けられていくのか。
そして、奇跡は起こった!
ジェニファー・アームストロング/著 灰島かり/訳 評論社
探検家シャクルトンとその隊員たちは、南極大陸横断の途中で遭難。氷の南極海に取り残され、彼らは絶望の淵に立たされた…。しかし19ヵ月後、奇跡の全員生還!勇気と不屈の精神で生き抜いた男たちのドキュメント。
ガンジス河でバタフライ
たかのてるこ/著 幻冬舎
インドへ一人旅立ったてるこ。そこで待ち受けていたのは、今までの価値観をひっくり返すような事ばかり。この本はチャレンジ精神、友情、生きることのダイナミックさを力いっぱい伝えてくれる。
先生はえらい
内田樹/著 筑摩書房
なんかえらそーなタイトルですが、《先生》についてというよりも、《学ぶ》とは何か?をトコトン哲学しています。真の師に出会うのは、僕たち・私たちの姿勢次第。「尊敬できる先生がいない」とお嘆きのあなたへ。