yomitan 2023(Vol.17)
M.G.ヘネシー/作 鈴木出版 2021.5
同じ家で暮らす3人の里子のもとに新しく男の子が仲間入りします。ママに会いたいという彼の願いを叶えるため、4人の冒険が始まります。困難を乗り越えながら、バラバラだった気持ちが変化していく「家族」の物語です。
デイヴィッド・レヴィサン/作 小峰書店 2018.9
「自分」は毎朝違う身体で目覚めます。宿主となる人物の共通点は同じ16歳である事です。1日しか関わることのできない関係の中で、ある少女に強い恋心を抱いた自分は、彼女への想いに運命を変えようともがき始めます。
エミリー・ロッダ/著 あすなろ書房 2022.1
不気味な屋敷で嵐が止むのを待つことになったコリンたちは机の隠し戸棚から見つけた奇妙な本を読むことにします。読み進めていくとその内容はただの物語ではなく、隠された真実がありました。結末が意外なサスペンス小説です。
水野瑠見/著 講談社 2019.8
本当の自分ってなんだろう?そんなことを考えたことはありませんか。中学生になると、自分も周りもいろんなことが変わって、楽しいこともあるけれど悩みもでてきますよね。この本は、複雑に揺れ動く十四歳の心を4人の視点から描いた短編集です。
テェ・ケラー/作 評論社 2022.6
ハルモニ(おばあちゃん)の住む町へ引っ越しに向かう道中、リリーはトラを見つけてびっくりします。トラが見えるのはどうやら自分だけのようです。トラから家族を守るため、引っ込み事案な少女が奮闘する物語です。
佐藤まどか/著 あすなろ書房 2023.4
夏希の家は100年続く老舗靴店。ある日、5代目店主候補の兄が突然消え、夏希は稼業を継ぐか悩みます。そこに、クラスのイヤミ男、佐野宗太が見習い希望者として夏希の靴店に現れます。そんな中、祖父が作る靴を履いた人達の変化を目の当たりにして…。
山本悦子/著 理論社 2021.5
ある日、海斗は認知症の祖母と暮らす中で、死後の世界へ行かずに生と死のはざまに立っている存在「ボーダー」の姿が見えるようになります。海斗は、ボーダーの生前の思いを調べ、その思いを遂げるお手伝いをします。
森見登美彦/[著] KADOKAWA/角川文庫 2008.3
主人公は京都に通う男子学生です。一年生の時に映画サークルに入り、楽しい大学生活を送るつもりでしたが、現実は甘くありませんでした。もし、他の選択肢を選んでいれば状況は変わっていたのでしょうか。4つの並行世界で描く青春物語です。
ジェラルディン・マコックラン/著 小学館 2020.10
海辺の町シーショーのロイヤルシアターには様々な時代の幽霊たちが平穏に暮らしていました。このおんぼろ劇場に、グレーシーという元気な女の子が現れ、あなたの話を聞かせてと言うのです。渋々ながら幽霊たちは一人ずつ語り始めます。
吉田尚記/著 河出書房新社 2022.11
あなたには夢中になれるものがありますか?この本には、オタクであることを武器にして生きていく方法や、その道を歩む先輩方の体験談が書かれています。好きなことを将来の可能性につなげたいと思ったらぜひ読んでみてください。
大野正人/著 文響社 2018.5
この本は20名以上の偉人の失敗エピソードとそこからどう乗り越えていったのかが紹介されています。アインシュタインは得意なこと以外はまるでダメだったそうです。失敗はチャンスに繋げられることを教えてくれる作品です。
島野智之/編著 岩波書店 2023.3
地球上には数多くの発見されていない生物がいると言われていますが、この本では深海や遺跡など様々な場所で発見された昆虫や魚類についての生態と、新種として認定されるまでの研究者たちの苦労と情熱を知ることができます。
石崎洋司/著 講談社 2022.4
新型コロナ対策を機に、台湾のデジタル担当大臣として世界中に名が広まったオードリー・タン。飛び抜けた頭脳を持つギフテッドであるがゆえに、幼い頃から様々な生きづらさを抱えてきたオードリーの伝記物語です。
学研プラス 2022.7
スポーツの世界はアスリートだけでなく、多くの人々のサポートによって成り立っています。実際にスポーツを支える仕事をしている方々の歩みが図解入りで楽しく紹介されており、未来へ一歩踏み出す力になる1冊です。
渋谷敦志/写真・文 ポプラ社 2022.8
この本の中で写真家渋谷敦志さんは、戦争、貧困の渦中で生きる子どもたちにレンズを向けることの葛藤をとても正直に綴っています。そして、学校に行けない子どもたちの写真は、言葉より強く深く「学ぶことの意味」を問いかけてきます。
川上弘美/著 NHK出版 2020.11
「つくつくぼうし」は七音ですが、例えば正岡子規は一句で二回も繰り返し使っています。著者は、どのようにこの句を味わったのでしょうか。みなさんも確かめてみてください。季語を通して言葉の広がりが感じられる一冊です。
掲載日 令和7年10月14日






