yomitan Vol7
ロバート・ウェストール/作 徳間書店 1995.11
少年フィギスは幼いころから心の優しい不思議な力を持った少年だった。そんなフィギスに湾岸戦争が始まったある夏の日から、奇妙な出来事が降りかかる。フィギスの兄の眼を通して、戦争の残酷さや哀しさが語られる胸に迫る物語。
レイ・ブラッドベリ/著 早川書房 2008.11
SFの巨匠ブラッドベリの 不朽の名作。60年ほど前に書かれ、映画化もされた。預言者のごとくに未来を捉えた内容は、ある意味背筋が寒くなる。本を燃やすのが任務の焚書官が主人公で、本が禁じられ物事や人に対して考えたり、深く思いを巡らせる事がなくなる人間の社会とは?
友情編 坂木司/[著] 角川書店 2008.8
一度だけならどんな願いも叶えてくれる奇妙な神様「いっぺんさん」。主人公は、友人の願いを叶える為に、二人で村はずれの山にある祠を探しに出かけ、やがて奇跡が起こる。人気作家5人による友情物語。
樋口一葉/作 理論社 2012.8
お札の顔にもなっている文京ゆかりの作家が、明治の思春期の男女の微妙な心の動きを描く。訳者あとがきに「原文の持つ高い芸術性は、一葉が備えていた和歌や音曲のセンスによるもの」とあるから、ぜひ原文も読んでみて日本語の美を感じてみよう。
遠藤寛子/著 筑摩書房 2006.8
観音様に奉納された算額に間違いを見つけた町娘のあき。殿様から姫君の算法指南役にしたいと言われますが、突然ライバルがあらわれてしまう。はたして、あきは姫君の算法指南役になれるのでしょうか?
少年アリス長野まゆみ/著 河出書房新社 1992.7
「睡蓮の開く音がする月夜だった。」と始まる夏の終わりの真夜中の冒険。少年アリスと友人の蜜蜂は、もう一度出会う事が出来るでしょうか?十代の内に一度覗いてみて欲しい透明でほんのり怖い物語。
米原万里/[著] 角川学芸出版 2011.4
ロシア語同時通訳者の経験を踏まえた痛快エッセイ。鋭い言語感覚で日本語を捉え、外国語との比較や、文化・外交についての面白いうんちくが満載で、将来海外で働こうかなと思ってなくても読んでおいて損はない1冊。
日高敏隆/著 集英社 2013.1
動物行動学者の日高先生が動物や植物、人間をいろいろな見方で語っています。少し難しいところもありますが、目からうろこの見方に興味をひかれ、視野がひろがっていく本です。
デイヴィッド・ウォリアムズ/作 福音館書店 2012.5
学校一のストライカー、12歳のデニスは、母さんがいなくなってからは悲しい毎日だった。そんなある日、居残りをキッカケに、2歳年上の学校一のクールな美女、リサと仲良くなる。そして、二人は、ドキドキのサプライズを企てる・・・
金原瑞人/編訳 岩波書店 2010.7
英米文学に造詣が深い、訳者選りすぐりのホラー短編13編が入っています。すぐ読めちゃう短い話から、ちょっと長めの話まで、初めから読まなくてもOK。暑くて眠れない夜にド~ゾォ~ッ!!
ブルー・バリエット/著 ヴィレッジブックス 2009.4
パズルや暗号が好きなコールダーと美術と本が好きなペトラは、不思議な偶然でフェルメールの絵に興味をもつ。暗号の謎を解きながら、次第にフェルメールの絵画盗難事件に巻き込まれていく。キャンバスに隠された天才画家の秘密とは?
マーガレット・マーヒー/作 岩波書店 2013.3
人の精気を吸い取り生き永らえて来た邪悪な存在から、弟を救うべく対決することを決めたローラ。なぜか、気になっていた上級生で男だけど魔女の力を持つソリーとその家族の力を借りることになる。ティーンズのちょっと胸キュンな恋バナとして読むのもオススメ。
畠中恵/[著] 角川書店 2008.4
小さな神社の神官の弓月が得意な事は、夢に入って過去や未来が見える「夢告」。行方知れずの大店の一人息子を探してほしいと依頼を受け、しっかり者の弟と出かけてみたものの思わぬ事件が!巻き込まれた二人はさらに大きな陰謀を知って…。
マーク・カーランスキー/文 BL出版 2008.9
今ではどこの家にもあって当たり前の塩。でも昔は大変貴重なものでした。塩は人間が生きていく上でかかせないものです。その塩がどうやって発見され作られてきたのか。世界の歴史とともに塩の歴史をみてみましょう。
センス・オブ・ワンダーレイチェル・カーソン/[著] 新潮社 1996.7
大人になると誰にでもやってくる倦怠や幻滅。そして苦しみや心配・孤独の中で、苦悩し挫折しても、人智を超えた素晴らしい自然の癒しが、生き生きとした精神力を保つことになると、穏やかだが信念を持って、美しい写真と共にわずか60ページの中に語られる。
倉本智明/著 イースト・プレス 2012.5
視覚に障がいを持つ著者の倉本さん。この本では倉本さんの実体験を元に、障がいを持つ人との「共生」について分かりやすく語られています。私たちがあたりまえだと思っていることは本当にそうなのでしょうか。ぜひ一緒に考えてみてください。
松田素子/文 アリス館 2011.12
身近な生物が持つ、シンプルだけど目を見張るメカニズムに注目!! 究極のエコや日常のくらしに役立つ便利な技術が、意外な生物に潜んでいるんだ!今もこの地球のどこかで、新たな技術を発見している人がいるかな。
椙本孝思/著 幻冬舎 2010.5
高校に入学してから一匹狼で来たのに、一人の女子に誘われて「昆虫部」というマイナーな部活に顔を出すようになった俺。知名度を高めるために、文化祭で何かしなくては~各章の冒頭にある、珍しいものから聞いたことのある名前の虫の豆知識も、飛ばしてもいいけど、読むと意外に面白い。
掲載日 令和7年10月14日






