樋口　一葉

（写真提供：国立国会図書館）

人名	樋口　一葉（ひぐち　いちよう）
本名	樋口　奈津（ひぐち　なつ）
生年月日	明治５年３月２５日
没年月日	明治２９年１１月２３日
紹介文	一葉は２４年間の短い生涯のうち、文京区に住んでいたのは約１０年でした。明治９年４歳からの５年間を東大赤門前にある法真寺隣りの本郷６丁目５番地で過ごしました。明治１４年、下谷御徒町に転居。明治１９年１４歳の時に、小石川の安藤坂にあった歌塾萩の舎に入門して、和歌、古典の勉強に励みました。　父の死で若くして戸主になった一葉は、明治２３年１８歳で再び本郷菊坂町７０番地に移ります。母と妹をかかえて文学で身を立てようとした一葉は半井桃水に師事します。しかし、生活は苦しく、下谷竜泉寺に移って駄菓子・小間物の店を開きました。　明治２７年５月、本郷の丸山町に戻り、ここで亡くなるまでの２年６か月という短期間に、「たけくらべ」や「にごりえ」といった珠玉のような名作を書き、２４歳８か月の若さでこの世を去りました
関連URL	・一葉記念館