―小学生のみなさんへ―

文京区立としょかんでは、小学生のみなさんが、本のすきな子どもにそだってほしいとねがって、はる、なつ、ふゆやすみのまえに本のしょうかいをしていました。そのなかからとくにおすすめしたいものをえらんで、「読んでみましょう」としてまとめました。
ここにあげた本はぜんぶ、としょかんでまいにち子どもの本のしごとをしているひとたちが読んで、おもしろい、たのしいとおもったものばかりです。1･2年生むき、3・4年生むき、5・6生年むきにわけてはありますが、学年にこだわらず、どこからでもえらんで、すきな本をさがしてください。

―先生、保護者の方へ―

文京区立図書館では、「すべての子どもに読書の楽しみを」を目標に、毎学期のお休みに、「よんでみましょう」とおすすめする本をリストにして、小学校や図書館を通じて紹介していました。それを始めて10年目の1988年に、その中から基本的な本をまとめて冊子「読んでみましょう」を作りました。
その後もお休み毎に本を紹介してきましたが、新しい本を載せた基本図書冊子を、とのご要望が寄せられましたので、第2集を2006年にまとめ、さらに2005年～2014年におすすめ本のリストで紹介したものを、2020年に第3集として78冊追加しました。
この「おすすめの本」のページでは、第1集・第2集に紹介された作品と、第3集として追加された全作品をあわせて掲載しています。
ここにあげました本は、すべて児童サービス担当の図書館員が実際に読み、おもしろく楽しいと思ったものばかりです。選定の対象とした本は一部をのぞき、ものがたりに限定し、読み継がれてきたものから新しいものまで幅広い作品を紹介しています。また、子どもたちがそれぞれの個性に合わせて読めるように、できるだけ多くの著者を選び、同学年に同じ作家が重複しないよう努めました。
もちろんこのリスト以外にもすぐれた興味深い作品はたくさんあります。この冊子で自分にぴったりの本に出会えなかったら、どうぞ図書館員といっしょに出会えるまで探してみて下さい。

凡例

1.	ここに収録した作品は、1979年夏から2014年春にかけて、毎学期のお休みに図書館員が選んだおすすめ本のリスト「よんでみましょう」をもとに、あらためて選定・編集したものです。
2.	全327冊を1･2年生むき、3・4年生むき、5・6年生むきの３つのグループに分け、グループごとに書名の五十音順としました。
3.	書名・人名の表示は、本のとおりとしました。
4.	本の表紙の掲載については、各出版社の了承を得ております。

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