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赤ずきん -グリム-
バーナディット・ワッツ 絵(岩波書店)
赤ずきんは、おばあさんの家へおつかいを頼まれます。でもお母さんの言いつけを守らず道草をくったため、おおかみに食べられてしまいます。
華麗な色彩で描かれた大型絵本です。
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いっすんぼうし
いしい ももこ 作 / あきの ふく 絵(福音館書店)
手の指ほどの小さな男の子が、お椀の舟で京の都に行き、鬼から奪った打ち出の小槌のおかげで、立派な若者になりました。
都の美しさ、若者の凛々しさが絵巻物のように描かれています。
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うらしまたろう
時田 史郎 再話 / 秋野 不矩 絵 (福音館書店)
亀を助けたたろうが竜宮で過ごしたのは三年でしたが、里へ帰ると三百年たっていました。たろうが、悲しみのあまり乙姫からもらった玉手箱を開けてしまうと、煙が立ち昇り白髪の老人になってしまいました。
水彩の絵は竜宮の不思議な美しさをよく表しています。
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王さまと九人のきょうだい -中国の民話-
赤羽 末吉 絵(岩波書店)
顔もかたちもそっくりな九人のきょうだいがいました。「ちからもち」や食べなくても平気な「はらいっぱい」など、それぞれの特技で悪い王に勝ちました。
力強い描写と中国の風景が見事に調和しています。
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おおかみと七ひきのこやぎ -グリム童話-
フェリクス・ホフマン 絵(福音館書店)
おおかみはお母さんやぎの留守に子やぎたちを飲み込んでしまいます。時計の中にいて助かった末の子やぎとお母さんやぎは、野原で寝ていたおおかみのお腹から子やぎたちを助け出しました。
落ち着いた色調の画面から緊張感が伝わります。
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おおきなかぶ -ロシア民話-
A.トルストイ 再話 / 佐藤 忠良 絵(福音館書店)
おじいさんの育てたかぶは、大きくなってひとりでは抜けません。おばあさん、孫、いぬ、ねこ、ねずみを次々に呼んでやっと抜けました。
横長の画面に大きなかぶが描かれ、リズミカルな言葉のくり返しが楽しめます。
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おだんごぱん -ロシア民話-
わきた かず 絵(福音館書店)
おばあさんがおだんごぱんを焼いて冷やしていると、ぱんは転がって逃げてしまいました。途中、出会った動物たちに食べられそうになりますが、楽しい歌を聞かせて切り抜けます。ところが、口のうまいきつねにのせられて、とうとう食べられてしまいました。
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かさじぞう
瀬田 貞二 再話 / 赤羽 末吉 絵(福音館書店)
貧乏なじいさんが、吹雪にさらされていた六人のじぞうさまに売れ残りの笠をかぶせてあげました。その晩、笠をかぶったじぞうさまたちがじいさんの家へやってきました。
扇面の中の墨絵風に描かれた絵は素朴な雰囲気を伝えています。
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かちかちやま
おざわ としお 再話 / 赤羽 末吉 絵(福音館書店)
悪いたぬきにばあさまを殺されたじいさまは、悲しみにくれます。すると、うさぎがたぬきの背中に火傷をさせたり、土の舟ごとたぬきを沈めてかたきをとってくれました。
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かにむかし
木下 順二 作 / 清水 崑 絵(岩波書店)
さるに親を殺された子がにたちは、仇討ちに出かけます。途中で栗・蜂・石臼などが仲間に加わり、ついにさるをやっつけました。
「さるかに合戦」で馴染み深い日本の昔話です。迫力のあるユーモラスな絵で、繰り返しのリズムは心地よく響きます。
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3びきのくま
トルストイ 作 / バスネツォフ 絵(福音館書店)
散歩に出かけた3びきのくまの家に、道に迷った女の子が入り込み、勝手にスープを飲み、そしてベッドに入って眠ってしまいます。
大きい、中くらい、小さいという言葉や、ミハイル・イワノビッチといったくまの名前の繰り返しが楽しいロシアの昔話です。
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三びきのこぶた -イギリス昔話-
山田 三郎 絵(福音館書店)
三びきの子ぶたはそれぞれ家を建てました。わらと木の家はおおかみに壊され、子ぶたも食べられてしまいましたが、レンガの家はビクともしません。おおかみはあの手この手で子ぶたを誘い出しますが、子ぶたは知恵を働かせて、とうとうおおかみを食べてしまいます。
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三びきのやぎの がらがらどん -北欧民話-
マーシャ・ブラウン 絵(福音館書店)
三びきのやぎのがらがらどんは、草を食べに山へ登ります。途中の橋にはトロルが、ひとのみにしようと待ち構えていました。はじめの二ひきは「もっと大きいやぎがくるよ」と言って渡り、大きなやぎは、トロルをこなごなにします。やぎの表情が圧巻です。
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ブレーメンのおんがくたい -グリム童話-
ハンス・フィッシャー 絵(福音館書店)
年を取り働けなくなった、ろば、いぬ、ねこ、おんどりはブレーメンの町の音楽隊に入ろうと出かけます。途中、森の中で見つけた泥棒の家の前で、皆で一斉に音楽を奏でると、泥棒たちはびっくりして逃げ出してしまいました。
動物たちの表情を豊かに描き分けています。
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ももたろう
松居 直 作 / 赤羽 末吉 絵(福音館書店)
桃から生まれた桃太郎は、鬼ヶ島の悪い鬼を退治しに行きます。途中、いぬ、さる、きじにきびだんごをやって仲間にし、見事に鬼を退治してお姫さまを助けました。
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