あかい かさ
ロバート・ブライト 作・絵 (ほるぷ出版)
女の子は赤い傘をもってでかけます。すると雨が降ってきて、こいぬが「いれて」とやってきます。動物たちが次々とやってくると、傘はだんだん大きくなって、みんな赤い傘の中にはいります。
やさしい語り口なので、読み手にも聞き手にも心地よく響きます。
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おかあさんとこども
H.A.レイ 作・絵(文化出版局)
「おかあさんうしだよ。ひらいてごらん」折り返しを開くと、こうしが出てきました。
この本はしかけ絵本になっていて、めくるたびに、動物のお母さんと赤ちゃんが現れます。次々と絵が変化することで、子どもの心に楽しい驚きが広がります。
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おでかけのまえに
筒井 頼子 作 / 林 明子 絵(福音館書店)
今日は、ピクニックにいく日です。あやこは、お手伝いをしますが、うまくいきません。外に行けば、着替えたばかりの服を汚してしまいます。
おでかけがうれしくて、どうにも待ちきれない子どもの様子が愛らしく描かれています。
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おやすみなさい コッコさん
片山健 作・絵(福音館書店)
コッコさんは小さい女の子です。お月さまが「コッコさんおやすみなさい。おそらのくももねむったよ」と声をかけても「コッコはねむらないもん」と眠りません。繰り返しの中に安らぎがあふれています。(シリーズあり)
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おやすみなさいのほん
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 / ジャン・シャロー 絵(福音館書店)
夜になります。おひさまもこねこも、そして子どもたちも、なにもかもみな眠ります。
おだやかな口調の文章は快く、おおらかな線の絵にも温もりが感じられます。
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かばくん
岸田 衿子 作 / 中谷 千代子 絵(福音館書店)
かばを主人公に、動物園の一日を描いています。かばから見た人間と人間から見たかばの様子が、リズミカルな文章でつづられていきます。布目を生かした油絵からは、かばの親しみやすさと共に、重量感までが伝わってくるようです。
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きつねとねずみ
ビアンキ 作 / 山田三郎 絵(福音館書店)
お腹がペコペコのきつねは、穴を掘っているねずみを見つけました。そして、その理由を聞くと,「あんたから隠れるためさ」と隠れてしまいます。
     写実的な絵と簡素な構成で、二匹の駆け引きをユーモラスに描いています。
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きんぎょが にげた
五味 太郎 作・絵(福音館書店)
金魚鉢から、一匹の赤い金魚が逃げ出します。カーテンの水玉、赤い花、いちごと次々に隠れるのですがやっぱり最後は仲間たちのいる池の中へ戻りました。
隠れた金魚を探す楽しさと,鮮やかな色彩が印象的です。
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くまのテディちゃん
グレタ・ヤヌス 作 / ロジャー・デュボアザン 絵(こぐま社)
こぐまのテディちゃんはズボンをはいて、エプロンをしていすにすわります。テディちゃんは、コップやスプーンも持っています。
見開きのページにひとつずつ交互に、持物とそれを使うテディちゃんが描かれています。
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サンドイッチ サンドイッチ
小西 英子 作(福音館書店)
ふわふわのパンにバターをぬったら、しゃきしゃきレタスに真っ赤なトマト、さらに穴あきチーズも乗せて、おいしいサンドイッチを作りましょう。
さまざまな食べ物が瑞々しく、色鮮やかに描き出された絵本です。
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ぞうくんのさんぽ
なかの ひろたか 作・絵 / なかの まさたか レタリング(福音館書店)
ぞうくんが散歩に出かけます。かばくん、わにくん、かめくんを次々と背中にのせていくと、池の中に「どっぼーん」と落ちてしまいますが、みんなで水遊びをしてごきげんです。
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そら はだかんぼ!
五味 太郎 作・絵(偕成社)
「おふろですよ はだかんぼになりなさい」といわれたライオンは、たてがみを脱いでくまに変身します。もう一度、毛皮と服を脱ぐと、現れたのは男の子でした。これですっかり裸になって、楽しくお風呂に入ります。
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タンタンのぼうし
いわむら かずお 作・絵(偕成社)
子ざるのタンタンは大好きな帽子を回したり、ころがしたり、投げたりして遊びます。ところが、高く投げ上げた帽子は夜になっても落ちてきません。やっと落ちて来た帽子には星がひとつ入っていました。(シリーズあり)
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ちびゴリラのちびちび
ルース・ボーンスタイン 作・絵(ほるぷ出版)
森中の動物たちは、小さいゴリラの「ちびちび」が大好きです。誕生日、ちびちびはぐーんと大きくなりました。この先どんなに大きくなっても、みんなやっぱり大好きです。
愛されることのうれしさが、絵からも伝わってきます。
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できるかな? あたまからつまさきまで
エリック・カール 作・絵(偕成社)
ゴリラやキリンが、次々に特技をして見せます。「できるかな?」と呼びかけられた子どもはまねっこが大好き。
動物の動きに合わせて体を動かします。
絵本と一緒に、思わず体が動きだします。
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でんしゃ
バイロン・バートン 作・絵(金の星社)
開くとまず、線路があります。電車が走ってきます。
様々な電車とすれ違い、トンネルや踏切を通って、昼も夜も走ります。たくさんのお客さんや働く人々も登場します。
シンプルな文章と絵が力強く、想像がふくらみます。(シリーズあり)
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どれがぼくか わかる?
カーラ・カスキン 作・絵(偕成社)
ウイリアムのお母さんは、ウイリアムのことならなんでもわかります。ウイリアムがうまやひつじに変身し、動物たちにまぎれていてもすぐに見つけてしまいます。
お母さんと一緒にウイリアムを探す楽しさがあります。
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にんじんさんがあかいわけ
松谷 みよこ 文 / ひらやま えいぞう 絵(童心社)
「にんじん、だいこん、ごぼう」という、子どもたちにもお馴染みの野菜たちが登場し、一緒にお風呂に入ります。
温かくポカポカしたお風呂場の風景の中で、「なぜ?」という子どもたちの好奇心をユーモラスに満たしてくれる作品です。(シリーズあり)
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ねずみくんのチョッキ
なかえ よしを 作 / 上野 紀子 絵(ポプラ社)
お母さんが編んでくれた赤いチョッキは、ねずみくんにぴったりです。それをあひるくんにちょっと貸したつもりが、次々と大きな動物たちの手に渡り、どんどん伸びてしまいました。
チョッキだけを赤一色で彩っています。(シリーズあり)
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はけたよ はけたよ
かんざわ としこ 作 / にしまき かやこ 絵(偕成社)
たつくんはひとりでパンツがはけません。裸のまま外に行くと、動物たちにしっぽがないことを笑われます。でも、しりもちをついたままでパンツがはけることを発見しました。
たつくんの喜び、誇らしさが伝わってきます。
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はなを くんくん
ルース・クラウス 作 / マーク・シーモント 絵(福音館書店)
雪深い森の中、木の中や地面の下で眠っていた動物たちは、春の気配に冬眠からめざめ、鼻をくんくんさせてかけて行きます。そこには小さな黄色い花がひとつ咲いていました。
春を見つけた喜びが伝わってきます。
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はねはねはねちゃん
なかがわ りえこ 文 / やまわき ゆりこ 絵(福音館書店)
体操が大好きなはねちゃんが、次々に現れる動物たちと体を動かして遊びます。最後に来たのはうさぎさん。
一緒にはねて、しりもちついたら、はい、おしまい。親子で絵本に登場した動物の動きを観察に行くのも楽しそうですね。
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はらぺこあおむし
エリック・カール 作・絵(偕成社)
おなかをすかせた青虫が、果物やお菓子を食べて蝶になるまでを、明るい色彩のコラージュで描いています。青虫が食べぬけたものに穴を開けたしかけを、子どもたちはとても喜びます。
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ぼくのくれよん
長 新太 作・絵(講談社)
大きなぞうが、青や赤、黄色のクレヨンで絵を描くと、動物たちは、池やバナナとかん違いします。ライオンに怒られたぞうは、もっと描きたくて、かけだしていきました。
見開きいっぱいのクレヨン画は迫力があります。
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もこ もこもこ
たにかわ しゅんたろう 作 / もとなが さだまさ 絵(文研出版)
しーんとした場所へ「もこ」が現れ、隣に「にょき」が出てきます。「もこ」は大きくなって「にょき」を食べてしまい、「ぱちん」と弾けてしまいます。
変わった言葉と、明るい色彩の絵が合わさり、不思議な世界を創りだしています。
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わたしのワンピース
にしまき かやこ 作・絵(こぐま社)
うさぎの子は、空から降ってきた真っ白な布でワンピースを作り散歩に出かけます。お花畑へ行くと花模様にかわり、雨が降ってくると水玉模様にと次々にかわります。
単純で明るい色彩の絵と、繰り返しの言葉が親しみやすい絵本です。
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わにわにのおふろ
小風 さち 文 / 山口 マオ 絵(福音館書店)
わにわには、お風呂が大好きです。お風呂に入るとおもちゃで遊んだり、シャボン玉を飛ばしたり、歌をうたったりします。
もちろんお湯につかってしっかり温まります。お風呂が大好きなわにわにと一緒にお風呂に入りたくなる絵本です。(シリーズあり)
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